「基本を大切に」——技術も学びも積み重ねが未来をつくる

いよいよ新年度がスタートします。

PROFESSOサッカースクールでは、基本技術の習得に大半の時間を充てています。
自クラブではなかなか十分な時間を確保できないことが多く、中学生、高校生になるにつれて、基本練習の時間はさらに減っていくのが現実です。

ただ、時間がないわけではありません。
問題は、基本技術に対する意識やこだわりが、学年が上がるにつれて薄れてしまうこと。
練習前のルーティンワークのようになり、重要性が意識されなくなっていくことが課題です。

しかし、基本技術はいくつになっても必要不可欠です。
これは、海外サッカーを見ていて特に強く感じる部分でもあります。

例えば、「ボールコントロール」
日本ではボールコントロールというと「ドリブル」を思い浮かべることが多いですが、本当に大切なのは、次のプレーをしやすい場所にボールを置くことです。
海外の選手はこの技術に異常なほど優れています。


これは、学習の面でも同じです。

PROFESSOサッカースクールでは、毎週水曜日の練習前に希望者向けの勉強会を実施しています。
対象は算数のみですが、学習のつまずきが発生しやすい小学3年生から、主要科目である算数を苦手にしないよう、
学校の進度に合わせて学習を進めています。

私自身が、子どもたちの得意・不得意を把握しているので、前学年の理解不足を補うために個別に課題を出すこともあります。

また、ノートの取り方や字の丁寧さにも指導をしています。
これも学習の基本中の基本だからです。
基本をおろそかにすると、普段しないミスにもつながり、直すタイミングを逃してしまいます。


サッカーも学習も、基本が一番大事。
基本を忠実に積み重ねることで、自チームに戻ったときに成長を実感できる選手になってほしいと願っています。

今年度も、スクールとして基本を徹底し、「文武両道」で活躍できる人材を育成していきます!

三角 康晴

三角 康晴

サッカーを通して、スポーツの素晴らしさ、仲間の大切さを伝えたい

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