進路選びは悩みが尽きない

弊スクールに通う6年生も、クラブユースでさらに3年間、今よりも高いレベルでプレーすることを夢見て、真剣にクラブチームを選んでいます。嬉しいことに、進路相談に来てくださる選手や親御さんもおります。これだけ近隣にサッカースクールが乱立している中で、弊スクールを選んでくださる皆さんだからこそ、私自身も自チームの選手以外でもこの時期はとても真剣に悩む日々です。

まず驚かされるのは「練習会・セレクションの早期化」です。合格内定を出し、指定された期限までに返答を求めるのもトレンドとなりつつあります。「プレイヤーズファースト」という精神がいつまでも第一であるわけではないようです。以前は体験や何度かの練習会を経てからセレクションが行われるような余裕のあるスケジュールが一般的でしたが、最近ではどんどん早まるばかりです。そのため、多くの親御さんは「正直なところ決め手がない」というのが本音のようで、とても残念でなりません。

ただ、受験と照らし合わせてみてください。私立併願を聞くと現状の成績で行ける高校を選ぶイメージですが、第一志望は今の成績だけで決めますか?前学年の時期に学校見学に行ったり、実際に高校に訪れてみたりしませんか?時期が来たら考える、なんてことはまずしないはずです。

だからこそ、5年生以下の選手や親御さんには、もし中学生になっても部活でなくクラブチームでプレーしたい、プレーしてもらいたいという希望があるならば、必ず自分の目で練習を見てみましょう。そこに所属する選手たちや日頃の指導、指導者の立ち振る舞いを観察しましょう。

希望のあるスクール生には、可能な限り情報提供したいと考えています。保護者間の意見も一つの情報源ですが、より信憑性のある情報を提供できると思います。自分で決めきれないのであれば、当該学年になる前から動きましょう!

間違っても強さだけで決めるのは禁物ですよ!

三角 康晴

三角 康晴

サッカーを通して、スポーツの素晴らしさ、仲間の大切さを伝えたい

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