どうしたら試合に出られるかを考えよう

自チームの選手たちが記入してくれるサッカーノートを見ていると、「ドリブルでなかなか相手を抜けない」「強いシュートが打てない」といった試合の振り返りを書く選手がいます。ここで、皆さんのお子さんが所属するチームのエース選手を思い浮かべてください。ドリブルで軽々と相手を2人抜き去ったり、強烈なシュートを決めたりする、そんな選手像を目指してほしいと思う親御さんも多いことでしょう。

しかし、チームによって求められる選手像は異なります。「身長が高くて足の速い選手」「相手に囲まれてもドリブルで切り込む選手」「状況判断が優れている選手」「エゴイスティックな選手」「チームプレーが得意な選手」など、監督が必要とする選手像は多岐にわたります。

正しいアプローチを考えよう

では、現在お子さんがチームのスタメンで試合に出られない場合、どうしたら試合に出られる選手になれるのかを考えてみましょう。そのためには、まず「チームで求められていること」を正しく理解することが重要です。

例えば、冒頭で触れた「ドリブルでなかなか相手を抜けない」と悩むFWの選手がいるとします。しかし、チームから本当に求められているのが「前線でボールをキープし、味方の攻撃参加を待つこと」だとしたら、その悩みの改善に注力しても試合出場にはつながらないかもしれません。もしチーム戦術が「堅守速攻」であるにもかかわらず、選手が「ポゼッションサッカー」を志向していれば、それはミスマッチであり、出場機会を得るのは難しいでしょう。

スクール選びの重要性

だからこそ、サッカースクール選びは重要です。ドリブル特化型スクールに通っているものの、チームではCBを務めている選手が「自分のポジションでもドリブル突破をしてゴールを決めたい」と思っても、それがチームで求められる資質でなければ効果は限定的です。スクールが提供する練習内容と、自身のポジションで求められるスキルのマッチングを考えることが大切です。

PROFRESSOサッカースクールの取り組み

PROFESSOサッカースクールでは毎回「鬼ごっこ」を取り入れています。この練習は、どのポジションの選手にとっても重要なスキルアップに役立つ内容です。「疲労時でも求められるテクニック」に加え、「状況判断」「集中力」「体力強化」を同時に鍛えることができます。これらのスキルは、どのチームでも重宝される選手になるために欠かせないものです。

自分のチームで必要とされる選手像を理解し、それに合ったスキルを磨き、試合に出られる選手を目指しましょう!

三角 康晴

三角 康晴

サッカーを通して、スポーツの素晴らしさ、仲間の大切さを伝えたい

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