TRレポートの積み重ねが生む成長—選手と共に歩む指導の形

PROFESSOサッカースクールの現行体制がスタートして、早くも3年目を迎えました。
私たちは毎回の練習後、選手たちがどのようなトレーニングを行ったのかを保護者の皆さまへ報告し、
選手自身の振り返りの機会をつくるために「TRレポート」を送っています。

塾やスクールに通わせていても、「実際に何を学んでいるのか分からない」と感じる保護者の方は
多いのではないでしょうか?
「スクールに通わせれば自然と上手くなる」と思いたいところですが、必ずしもそうとは限りません
成果が目に見えていればまだしも、練習態度やメニューの内容が分からないまま通わせている
というケースも少なくないでしょう。

私自身、20代から30代前半にかけて個別指導塾の塾長を務めていました。
当時、月末に各ご家庭へ学習報告書を送るのは大変な業務でしたが、
その報告書が保護者との会話のきっかけになり、
子どもの成長を共有する大切なツールになっていると実感していました。

サッカースクールでも同様に、TRレポートを通じて

✅ 「チームでも同じことを言われています!」
✅ 「この前できるようになったことをチームで褒められました!」

といった声をいただくことがあります。
個別にレポートを送ることができないのは心苦しいですが、毎回欠かさず続けることで、
自分自身の指導の振り返りにもなっています。

先日、2年前のレポートを読み返してみると、トレーニングメニュー自体は大きく変わっていませんでしたが、
指導のアプローチは大きく進化していることに気づきました。

レポート作成が非効率に思えることもありますが、これがなければ今の指導にはたどり着かなかったはずです。

選手たちの小さな成長を見逃さず、一人ひとりに寄り添えるコーチでありたい——そんな思いを持ち続けながら、
これからもTRレポートを続けていきます。

三角 康晴

三角 康晴

サッカーを通して、スポーツの素晴らしさ、仲間の大切さを伝えたい

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