サッカーにおいて「強度の高いプレー」という言葉を耳にする機会が増えました。
ジュニア年代でも求められるようになったこの“強度”。
しかし、指導者である私たちは、その意味を正しく伝える責任があります。
対峙する相手に肘を入れる。
ハイキックで顔を蹴る。
ユニフォームを引っ張る。
ボールにいくふりをして、相手の足を踏む――。
これらはすべて、ファウルです。
そして何より、相手の選手生命を脅かす危険行為です。
それにも関わらず、「強度の高い試合では当たり前」と片づけてしまう指導者が存在する。
この現実に、私たちは向き合わなければなりません。
私は海外サッカーを毎日のように観ます。
世界最高峰の5大リーグでも、そんな“卑劣なプレー”はほとんど見かけません。
それでも彼らは、信じられないほど強度の高いプレーを展開しています。
つまり、強度の高さは“汚さ”とは違うということです。
ボールを守り、ボールを奪う。
正々堂々と、クリーンに戦う。
それが私の、そしてPROFESSOサッカースクールの“絶対に曲げない指導方針”です。
「甘いですよ」と言われることもありました。
しかし、反則なしでは勝てないプレーなら、それはまだ本当の強さではない。
今勝てればいい、バレなければいい——そんな思考が子どもたちに根づいてしまえば、成長の芽を自ら摘むことになります。
サッカーは紳士のスポーツ。
だからこそ、ルールの中で、正々堂々と勝負する。
それが“本当の強度”であり、私が子どもたちに伝え続けたいメッセージです。