守備の重要性 ― 2対1・1対1から見える本当の課題

10月末からスクールで継続して取り組んでいる2対1、1対1。
攻撃側(ボール保持者)にフォーカスしてみると、ここ最近はボールタッチや状況判断に明らかな変化が見えてきました。

細かなタッチで相手を食いつかせる。
あえて大きなタッチで置き去りにする。
「言われたことをただやってみる」段階から、状況によって使い分ける選手が増えてきたことは本当に大きな収穫です。


しかし、同時に目立ってきたのが 守備側の課題攻撃側(ボール非保持者)の課題 です。

守備では、
「何故それで抜かれてしまう?」
「今のところ、もっと強くいけないか?」

攻撃側のサポートでは、
「どうして相手が守りやすい位置に顔を出すの?」
「そんなに寄ったらプレースペースがなくなるよ?」

と感じる場面がかなり多く見られます。


JFAの指導者講習会でも語られる「マークの原則」。
本来、攻撃側の選手は
<ボールと自分が同一視されない位置に立つ>
ことが重要ですが、実際には自ら“相手が守りやすい位置”へ飛び込んでしまう選手が、高学年でも非常に多いのが現状です。

一方、守備側はというと、
・マークの原則を理解していない
・相手との距離が遠い
というケースが頻発します。

これでは、攻撃が上手くいっているのか、守備が緩いから成立しているだけなのかが判断できません。
現状を見る限り、後者の影響が大きいでしょう。


JFA夢フィールドで視察したJリーグU-16選抜の選手たちでさえ、
「相手へのアプローチの距離感」
について何度も指摘を受けていました。

これは日本サッカー全体にとって、大きな改善ポイントだと感じます。

私自身、自チームのトレーニングでは守備に多くの時間を使っていますが、まだまだ課題は山積みです。
前回の記事でも触れましたが、だからといって“悪質なプレー”で強度を上げようとするのは論外。

ではどうすれば、
ボール保持者が嫌がる質の高いプレッシャーをかけられるのか?
相手は本当に「プレッシャー」と感じているのか?

このあたりについても、今後さらに深掘りしていきます。


必要なのは、
「ただ寄せる守備」ではなく、
「相手が本当に嫌がる守備」。

守備こそ、選手の成長に直結する大事なテーマです。

三角 康晴

三角 康晴

サッカーを通して、スポーツの素晴らしさ、仲間の大切さを伝えたい

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