今回は、日本サッカーの根っこの部分、ジュニア年代の育成に携わる身として、自戒も込めて書きます。
ある小学生の選手が池袋駅から青山一丁目駅まで移動するとします。これを「育成」に例えてみましょう。
- ある指導者はざっくりと「池袋から渋谷まで電車で行って、乗り換えて青山一丁目に行くんだよ!」と伝えます。
- ある指導者はもっと丁寧に「湘南新宿ラインで渋谷に行き、真ん中あたりに乗るとエスカレーターがあって乗り換えが早い。半蔵門線も銀座線も使えるよ」と細かく教えます。
- また別の指導者は「JRは混むから有楽町線で行くと座れるかもしれない。永田町の対面乗り換えも便利だよ」と工夫を提案します。
- 逆に「13時までに着けばいいから、自分で来てね!」とだけ伝える指導者もいるでしょう。
つまり、育成にも至れり尽くせりのスタイルもあれば、あえて子どもに任せるスタイルもあるということです。
私自身、指導者10年目を迎えて思うのは、「これはこうだ!」と大人が決めつけすぎないことの大切さです。子どもたちの創意工夫を温かく見守り、チャレンジ意欲を削がないこと。その幅を持った指導こそが、彼らの未来につながるのだと思います。
今月でPROFESSOサッカースクールは4年目を迎えます。場所が転々とした時期もありましたが、今は原点である浅間台小に戻り、子どもたちと共に私自身も成長していきたいと考えています。
勉強会も少しずつ人が集まり、成果が出てきました。結局は、何事もコツコツと積み重ねること。
それが育成にも学習にも共通して言えることだと改めて感じています。