『できた』よりも『やり抜いた』を

4月から7月末まで、スクールでは全練習日を通じて「リフティングチャレンジ」に取り組んできました。
各種目の目標回数を自分自身で設定し、全種目クリアを目指すというチャレンジです。

ところが実際には、
「失敗したくない」
「できなくて恥ずかしいから挑戦しない」
そんな声を子どもたちからよく耳にします。

自分で決めた目標なのに、最初からあきらめてしまう。
その背景には、「どうせ無理」という諦めや、自信のなさが見え隠れしています。


だからこそ、私たちは『“できるようになる”ことそのものではなく、どう向き合ったかという「過程」』にこそ、最大の価値を置いています。

大切なのは、
「どんな気持ちで挑戦し、失敗とどう向き合い、どれだけ粘ったか」
この姿勢の中にこそ、非認知能力――集中力・忍耐力・自主性、そして自分で決めた目標をやり抜く力が育まれていくと考えています。


実際、チャレンジを重ねるなかで、
「5回やってみる」「10回いけるかも」
と自分なりの目標を掲げて挑戦し続ける選手が出てきました。

次第に自主練に取り組むようになり、スタンプが増えていくことを楽しみにする姿も。
技術の上達はもちろんですが、“取り組む姿勢”の変化こそが最大の成果です。


「うまい子がすごい」のではありません。

「失敗しても挑戦した子」「あきらめずに続けた子」がすごいのです。

だからこそ、私たちは結果ではなく、その過程を見つめます
そして、逃げずに向き合った小さな一歩をしっかり認め、言葉にして褒めていきます


その積み重ねが、
サッカーのうまさだけでなく、
“生きる力”へとつながっていくと、私たちは信じています。

三角 康晴

三角 康晴

サッカーを通して、スポーツの素晴らしさ、仲間の大切さを伝えたい

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