サッカーは「工夫」と「修正」のスポーツです。
指導者生活10年目にして、ようやくその意味を実感できるようになりました。
サッカーの上達に欠かせないのは、がむしゃらな努力ではなく「考える力」。
つまり、試行錯誤の中で“自分なりに工夫し、修正を重ねること”こそが、選手を成長させるのです。
私自身もこれまで「選手のために!」と新しいトレーニングをいくつも試してきました。
「有名クラブでやっているから」「話題のメニューだから」——。
そんな理由で取り入れた練習が、目の前の選手の成長に直結しないことが多いことに気づくまで、正直時間がかかりました。
「トレセンでこう教えていたから」「この方が正解だ!」と声を荒げた日もありました。
でも、選手たちが本当に伸びていくのは、“教えたことをやる”のではなく、“教えられたことを自分で咀嚼して変化させたとき”なんです。
言われたことを素直にやるのは大切です。
けれど、それだけでは成長は止まります。
同じミスを繰り返さずに、「どうすれば上手くいくか」を考えながら修正できるか。
それを積み重ねる選手は、確実に伸びていきます。
そして、それは指導者も同じです。
私たち自身が“教え方”を工夫し、“指導の在り方”を修正し続けなければ、選手の成長も止まってしまいます。
上手くなりたい、上手くさせたい。
その想いが強ければ強いほど、量でカバーしようとしてしまう。
でも大事なのは、量ではなく質、そして工夫の中身です。
PROFESSOサッカースクールでは、「褒めて終わる」だけの練習は行いません。
1・2年生が5・6年生のプレーを観て、「あれ、どうやってるんだろう?」と真似をしてみる。
その小さな好奇心と試行錯誤の繰り返しが、上達の原点です。
「スクールに通えば上手くなる」
——そんな魔法のような場所はありません。
上手くなる選手は、常に考え、工夫し、修正を恐れない選手です。
そして、その姿勢こそが、サッカーだけでなく人生でも通じる“生きる力”になるのだと思います。
もっと上手くなりたい君へ。
答えを待つのではなく、自分で見つけにいこう。
考え、工夫し、修正して、共に成長していこう。